会員Gさんより、6月29日(土)に行われた鹿背山城跡整備の報告文が届きました。
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6月29日 大手道から右折れでサブルートに入り縄張りの西端の土塁、堀、曲輪周辺の草刈りを行ないました。この場所は散策路を含めマニア以外は訪れる方が少ない場所と推測されますが、史跡としての重要なポイントであることは明白です。
サブルート上には大木が倒壊しており、暫定的に通れるまでの処理を行ないましたが、再整備が必要です。
当該箇所の土塁、堀、曲輪周辺は雑草が密集しており、且つ大小の枝が散在しており、無残な状態でした。
まず草刈りです。
曲輪周辺は平坦な場所ですが、堀、土塁は斜面で多少の困難はありましたが、蒸し暑い中で何とか初期の目的は達成出来たものと思います。残念な話題ですが、{物集女(もずめ)城跡}京都府向日市が国指定になりました。鹿背山は今なお進展は見受けられません。
本年度の鹿背山城跡の整備の前半は本日が最終日です。
再開は9月の第一土曜日の予定です。
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以上、会員Gさんからの報告でした。
ご本人の文章をそのまま掲載していますので、誤解の無いように管理人から一言、付け加えます。
Gさんのいう、物集女城跡の国史跡指定の件が残念というのは、「物集女城跡が指定されるのが残念」ということではなく、「鹿背山城跡が先を越されたのが残念。」という意味です。
なお、ついでに付け加えると、物集女城跡の国史跡指定については、去る6月24日に文化審議会が指定について文科大臣に答申したとのことですので、正確には現時点ではまだ国史跡には指定されておりません。
細かいことはさておき、国史跡指定に向けたご努力が報われ、物集女城跡の関係者の皆様は大変お喜びのことと存じます。おめでとうございます!
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